【防災発信の原動力】無知であることの愚かさ
初めて被災したのは阪神淡路大震災でした。
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りかさん@防災ガチ勢プレッパーです。
今回は防災ガチ勢に目覚めた経緯を書きました。
ちょっと…いや、かなり長いかもですが、ご興味のある方は読んでいただければ嬉しいです❤️さりげなく渾身の一投です(笑)
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阪神淡路大震災が起きたその日は、私の3歳になる誕生日の前日でした。
『覚えていないんじゃ無いの?』と思われるかも知れませんが、めちゃくちゃ覚えています。
2歳と364日の自分に驚きます(笑)
当時、兵庫県姫路市に住んでいました。
震源地からはそう近くは無かったのですが、12階建マンションの10階が住まいだったので、相当揺れました。
朝5時46分でしたね。
その当時、3歳になる前の私にはもちろん時間の概念はありませんが、寝ている時に異変が起こりました。
母に2段ベッドの下に無理やり押し込まれました。
今では言葉にできますが、『うわっ、なんか息苦しい!ぅわっぶーーーー!!!💦』みたいなことを思った記憶があります。
多分、ベッドの下に埃がたくさんあったんでしょうね(笑)
揺れがおさまると、家の中はめちゃくちゃでした。
もちろん停電。
トイレは便器の水が飛び出して水浸し。
テレビは壊れている。
電話は落ちている。
食器が割れて落ちている。
母の描いた絵が落ちて割れている(母は画家)。
父親はすぐに家を飛びだす(公務員だったので有事の時ほど動かないといけない)。
3歳になる前の私でも、何か起きたことはわかりました。
というより中間性記憶みたいなものがあるようで、『普通に地震だな』というのが分かっていました。
神戸の方はもっと大変なことになっているので、我が家は被災というほどのことはない程度だったのですが、冷静に衝撃を受けたのでした。
…と、これが今の私、鬼防災神を生み出したのでは無いのです。が、きっかけの一つになっているように思います。
そのほかにも、キッカケとなる色んな人との出会いがありました。
阪神淡路大震災のときは神戸のアパートの二階に住んでいて、揺れて気がついたら一階にいて、アパートは崩れていた人の話。
311で被災して放射能障害を発症し、家族で関東から引っ越して来られた人の話。
311で津波で家が流され、避難所で家族全員と無事会えた時は、手を握り合って泣いたという人の話。
同じく311で家が流され仮設住宅に住まざる終えなくなった方の話。(当時、転売ヤーをしていたのですが、この方は私が販売している絵を購入してくださり、その後何度かメールのやり取りで当時の話を聞きました)
その人たちに教えてもらったこともきっかけになっています。
そして何より、私は無知である自分が許せなかったという気持ちがあります。(今は許してます笑)
防災とは少し話が逸れますが、私はエステサロンを経営して10年以上になります。
なぜエステサロンをしているのか、美容の道に進んだのかというと、学生時代から自分自身が体型、肌に対して強いコンプレックスを持っていました。
美容というのは、お金を生み出す産業です。
そのせいでといいますか、お金をかければお金を生み出せる産業です。
綺麗な女優さんを使って広告すれば売れる、
キャッチフレーズで売れる、
目新しいアプローチで売れる、
巧妙な言い回しで騙しに近いような言葉で売れる、
それっぽいことを言えば売れる、
昔から今も変わらず、そんな産業です。
それに翻弄される女性は世の中に沢山いますし、私もその1人でした。
美容業界に長くいたからこそ、今なら分かるのですが、その時は分からなかったということが沢山あったのです。
『肌が綺麗になる』というゴールを目指してお金や時間を沢山かけました。
しかし、お金や時間や手間暇をかけて、自分で自分の肌を悪くしていたのです。
自らゴールと真反対の方向に向かってしまっていた。
全ては自分の無知さ故に、です。
今は、美容業界の裏側やカラクリを知り、本当に綺麗な素肌になる方法を知り、自分も綺麗になり、お客様も綺麗になって喜んで頂いているのですが、そこまでが長すぎました。笑
ここまで来たら、なぜ美容の発信ではなく防災?wと思われるかも知れませんが、、、
いや別に美容の発信をしたく無いわけじゃ無いのです。
防災の発信をしたい気持ちの方が強いから、防災の発信をしているだけで、美容に関して『これについて教えて!』という意見を頂ければいくらでも発信します(笑)
…が、とにかく私は
『知っていればやったのに…』
『知っていればやらなかったのに…』
ということがたくさんあったのです。
美容だけじゃありません。
食生活や生活習慣もです。
ジャンクフード大好き!
添加物大好き!
お酒大好き!
健康のために野菜ジュースとりあえず飲んどけ〜
お水が健康にいいんやったら飲もうー!(水道水)
お風呂浸かるのめんどくさーい!
化粧したまま寝よー
寝るより遊びたーい!!
まだまだありますが、ザ・若気の至りオンパレードでした(笑)
そんな私が、ある日オーガニックに目覚め、現代医療の矛盾点を知り、農業、種子、電磁波、水、空気、環境の問題を知り、一瞬ですが政治活動までしていたこともありました(爆w)
署名を集めたり、議員さんに開いに行って直談判したり、県庁まで行ったりしていました(笑)
選挙カーに乗ってウグイス嬢もしました。
その行動を生んだのも、『無知だった自分が許せなかったから』というのが原動力になっているように思います。
先ほども書きましたが、
『知ってたらやるのに…』
『知ってたらやらなかったのに…』
ということが私は人生の中でたくさんありました。
防災においても、このような気持ちの人は沢山いるんじゃないかな?
『防災をどのようにすれば不安が拭えるのか…』
『どこまでやったら不安が拭えるのか…』
と感じている人が沢山いるんじゃ無いかな?
そんな人たちの不安を取り除く力になれたら嬉しいな☺️と…
それが今の私の防災発信の原動力になっています。
正直、国や行政の推奨する備えである『最低3日、できれば7日間の備蓄』というのは不十分だと感じています。
本当に7日以内に通常時に戻してくれると思いますか?
『国がなんとかしてくれる』という考えは、これからは捨てた方が良いと思います。
水道だって、復旧目標は30日ですよ?どのように計算して7日?wwwと思いませんか?
まぁ、その地域が断水しても他の地域から給水車でお水を運ぶ…と考えてくれているようですが、日本全国同時に何かが起きないとも言えませんよね?
温暖化(w)や気候変動によって、災害レベルがちょっと…いや、かなり激ヤバになってきています。
自助努力。必要です。
『何が起きた時は起きた時に考える!』
『いつ死んでも良いんや!』
と思う人もいるでしょう。
その人はその考えで良いと思います。
(ただ家族がいる場合は家族には色んな面で迷惑がかから場合もあります。消防隊にも迷惑かけることになるかも…)
私は、防災したいけどどうやったら分からない…という方や、少しでも防災意識のある方の力になりたいと思います。
私の考える防災術は、『備蓄しない循環型防災術』です。
とはいってもある程度、備蓄はします。
けど、備蓄が尽きた後まで考えています。
たとえ尽きても、なんとかできる方法をお伝えします。
必要なものを揃えたりするのに、多少のお金はかかるかもしれませんが、この方法を知り、実践すれば、5年や10年停電、断水しても生き延び、家族を守ることが出来ます。
そのための知識をギュッと…はまとめられませんが、少しずつ確実にお伝えしていきます👍
これからは大変な世の中になる…
災害…経済…感染症…
色んな人が予言めいたことを言っていますね。
私はそれをいちいち信じませんが、なんとなく、今はそんな時代だよな…というのを肌で感じていますし、感じてる人は少なく無いと思います。
その『感じ』と色んな情報を照らし合わせて、『やっぱり今は防災しなあかん時やな』
と思うのです。
長くなりましたが、今後ともよろしくお願いします🙇♀️
りかさん@防災ガチ勢プレッパー 拝てください。
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